2022-09-16 Fw:推敲 ○浪音や消えてつぎつぎ夜の雪 ○初雪や寝台の上を歩きけり ○さんまんだ木枯のあと唱へけり ○秋海にととのうしずく落としけり ○もう居ない週末女子や秋の海 ○米粒の雲となりけり秋の海 ○弁当に俵なりけり秋の海 ○外国の貨幣ながれて秋の海 ○新人をはげましたるや秋の水 ○秋水やまつすぐ帰る寺の人 ○秋の川まろみの石を流しける ○エンジニアブーツの痕も秋の山 ○秋の川見おくる人の片心 ○秋水や齢ながめて底速し ○東京の大学ゆくや竜田姫 ○三升の俳句狂歌や扇をく