★だからポエムは絶対にやめて☆
2019/09/22 15:17
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★だからポエムは絶対にやめて☆
まっくろな森の社に旗たちて
鳥居まっくろくろの山
おとな子供もみな寄って
海の魚がのせられて
鎮守の森の夏祭り
夕焼けみんな手にとって
森を明るくいたします
おてんとさまは海のなか
なんだか眠い夏の夜
(*'-')
子守りをするよお姉ちゃん
両手に繋いだ弟は
やじろなべえか独楽なのか
ちぎれた雲がひっついて
風船ガムになりました
姉さんほっぺがふくらんで
このちびどもと言ったけど
みんな笑っておりました
風船とんでいきました
柿の木遠くに見えました
(*'-')
お宮でひとり座ってた
おじぎをしたら音がでた
鍵盤みてもわからない
楽譜を見てもわからない
いろんな人が集まって
お宮にさらさら風がふく
鈴がからりと鳴りました
僕の頭もカラカラと
だからこころがからころり
秋のお宮はなんかいい
だからお宮はなんかいい
(*'-')
ショベルが土を肩車
如雨露で水を撒きました
しずくが一面広がって
お花はキラキラ光ります
冬のお空に星がでて
低く東にオリオン座
ショベルが砂をおんぶして
オリオン悲しく砂時計
如雨露で星を撒きました
あの子のこころを叩くよに
そしてあの子が光るよに
(*'-')
2016 7/27スコップでもつ
スコップが土をペタペタ肩車
如雨露で水を撒きました
ちいさなしずくが広がって
お花がキラキラ光ります
冬のお空に星がでて
東にオリオン砂時計
スコップ背に乗せ如雨露で星を叩くよあの子のお家の窓や
あまいお星も涙の色も
小さなあの子がねがいをこめて叩くよあの子のこころ叩く
気づくかな
あの子が光る
きょうも撒きますお空の星を
そよそよ吹いたこの風も
びゆゆゆうと行った
あの風もわたしの目にはみえぬもの
けれど確かに草花は
あちらこちらで揺れてるし
子供が風をすくっては
蝶や蜻蛉が網の中
風は両手ですくえても
あなたの心はすくえない
お空の月はつかめぬが
伸ばせばあなたはそこにいる
だけどあなたはそよそよと
するりと消えて現れる
なんだか眠い夜でした
とても不思議な夜でした
(*'-')
雨がほろりと落ちました
歩みの中に渦巻いて
いろんな人が傷ついて
それでも僕は前を見る
ひとつの正義でありますが
ひとつの悪でもあるのです
雨が足元はねあげる
雨がすぎれば雪落ちて
地蔵菩薩も寒かろふ
雪夜の晩は音が消え
障子に影が映ります
たったひとつの月明かり
影がたくさん人に落つ
それでも僕は前を見て
行かねばならぬ冬の鷹
(*'-')
家出した鼠が見つめたその海は
ひとつも青くはありません
どんよりよりのねずみ色
涙を流す鼠みて
鯨が鼠を背に乗せて
竜王さまに掛け合って
鼠を海鼠にしてくれて
海の鼠になりました
海鼠は盥に入れられて
波の声を聴いている
そこにまんまる月が射し
からだが青く光ります
いつか輝く時がある
なんだか深い夜でした
(*'-')
真夜中の鼠が見つめたその海は
ひとつも青くはありません
鼠は深い海に落ち
おさかなたちにいいました
ねずみの色は青色で
お空の色と同じ色
ミッキーマウスはどこいるの
ミッキーみたいになりたいよ
涙で暮れてる鼠みて
鯨が鼠にいいました
竜王さまに会ってくる
涙でぬれた手を
けして忘れていてはならぬよと
(*'-')
鯨は鼠を背に乗せて
竜王さまの前に立ち
今日から僕は門番だ
海にくるならまず僕に挨拶してからエッヘンヘン
海賊だってなんのその
それがおいらさエッヘンヘン
竜王さまは見てました
鼠は盥に入れられて
波の音だけ聞いている
しずかな波だなエッヘンヘン
まるで静かにエッヘンヘン
そこにまん丸月が光り射し
身体が青く光ます
僕は海の門番さ
来るときゃいつでも待ってるぜ
いつか輝く時がある
そうさおいらは門番さ
青い目をした門番さ
ミッキーマウスにいっとくれ
青い目をしてエッヘンヘン
(*'-')
ある日うみにいきました
うみはざぶりといいました
海はたくさん鳴きました
何かをわすれることのよに
わたしのかわりに鳴きました
けれども波はそのたびに
貝殻忘れていきました
子供ら貝殻拾い上げ
砂浜いっぱい撒きました
ひとつひとつまたひとつ
波は貝殻おいてゆく
人が波音わすれても
波は怒りも苦にもせず
今日も貝殻おいていく
ひとつひとつまたひとつ
明日もおひとつまたひとつ
あの子が急ぐよ帰りみち
お月が照らす足元を
ゆっくりゆっくり帰りませ
波はほんとにあわてもの
そしてやさしい波の音
(*'-')
鮨はうまし
ある日、うみにいきました。ざぶりざぶりといいました。海はたくさん鳴きました。波はほんとにあわてもの貝殻忘れていきました。子供がたくさん拾い上げ砂浜いっぱい撒きました。とっぷりくらの暗い夜月がいっそう輝いて貝殻ピカピカ星がでた。あの子がいそぐよ帰り道お月が照らす足元をゆっくりゆっくり帰りませ。そんなことも気にせずに波は貝殻おいてゆくひとつ、ひとつ、またひとつ。波はやっぱりあわてもの。
゜+。(*′∇`)。+゜おはり
あるお礼にカナさんにつくったもの
(*'-')テヘッ
狛犬様の前足に
置いてあるのよヤクルトが
欲したわけじゃないけどさ
やさしい願いがそこにある
赤子がペチペチ叩いても
小鳥が上に乗ったとて
狛犬様は怒るまい
にわかな雨が降りました
不思議と笹は音を食う
雨音消したその後に
風がくるりと回ります
ささのは願いも食べるから
七夕祭りにつかわれて
お空にささ舟流します
あれから幾日すぎたでしょう
お外はすっかり真っ白で
子供がお手手を合わせるの
願いをこめた手のひらは
真ん中はちょびっと膨らんで
お花のつぼみになりました
こごえたお手手に息かけて
お花咲いてと願います
あまりにさぶさがきついから
鼻水ちょびっとたれました
(*'-')
そよそよ吹いたこの風も
びゆゆゆうと行ったあの風も
わたしの目には見えぬもの
けれど確かに草花は
あちらこちらに揺れてるし
子供が風をすくっては
蝶や蜻蛉が網の中
風は両手ですくえても
あなたの心はすくえない
だけどあなたは波のよに
何かを置いて消えていく
あかいお船があったなら
知らないお国に行きたいな
あなたとふたり行きたいな
(*'-')
白く並んだ石垣をわたしはずっと眺めてる
なんだか怖い気もするし
のぼろかどうか迷うけど
だけどわたしは手を掛けた
まんまるお月が出た夜も
欠けたお月がでた夜も
わたしは石垣見つめます
こんなお転婆ものだから
いつもあたしは怒られる
菜の花いっぱい部屋のなか
母に怒られ見た兄が
こっそりはこんでくれたもの
あたしが病気で寝込んだ日
石垣ツンと穴あけて
お山のお城を眺めたら
青いお空が見えました
友の声する今しがた
あしたは行こう
きっと行こう
そしてあの青つかみたい
(*'-')
はなちゃんの
空豆ポーズをみた時に
なんかスゴイと思ったの
だからキレイといったでしょ
だけどはなちゃんツンデレで
しかも照れ屋な気がするの
わたしはっきりいうけどね
ツンデレたちには相当ね
お気をつかっていますのよ
(*'-')
雨の日はなんだか悲しい気がするの
だってあなたがいないから
だけどわたしはこの町で
誰かのために歌うのよ
人はわたしを笑うけど
いつか誰かがこのことを
あなたに伝えてくれるはず
そうよわたしはこの町で
誰かのために歌うのよ
(*'-')
星空スキップ
どうしてと
あなたはわたしにいうけれど
それを教えてくれたのは
あなたのような気がするの
星がキレイということも
孤独を愛すということも
だけどわたしは鬼になる
けれどお角は小さくて
きみの心に刺さらぬの
少女が恋したときのよに
誰の心にささらぬの
どうして笑って言えるのと
あなたはわたしに聞くけれど
それを教えてくれたのは
あなたのような気がするの
だってあなたは言ったでしょ
勇者にいいえはないのよと
(*'-')
ひみつ
森の小鳥は知っていた
あの子がほろりと泣いたこと
けれども小鳥はそのことを
誰にも言わずに死にました
白い帆たてたあの海も
あの子が見つめるこの空も
見ればこんなに青いのに
泳げばひとつも青くない
あの子の涙もあつめたら
お空のように青いかな
遠いお国の港にも
涙の帆を立て行けるかな
おとぎのお国のはなしです
あの子が泣いたのひみつです
(*'-')
きのうの雨が芝草を
洗い流してくれました
今日のお日さま働きもので
濡れた芝草干しました
あちらあたりでカップルが
ペチャクチャ話しておりますが
あたしはここに寝ころんで
夏のお空を眺めます
雲に隠れたあのときも
雨に降られたあの夜も
ふっかり包んだ芝草は
遠いお国の王子さま
ここに倒れてわたしは待つよ
お月がでた日は歩いて行くよ
夏の匂いを両手に持って
(*'-')
満月だというのに
あのこのお顔は優れぬの
あちらこちらで星たちは
キラキラピカピカ輝いて
お空に生まれた星たちを
月の世界に帰します
ザブザブいってたあの波は
きょうは静かな波の海
だれも知らないあの国に
いつかあなたと行きたいな
どんよりしたお空
すっきりしたお空
さびしくなった夕顔は
すこしほろりと泣きました
バタッ
★
(*'-')
金魚はいそがしそうだけど
ほんとはずいぶんひまなのです
口からぷくぷく息をして
本当はぐっすりねむってる
おてんとさまは鳥たちに
お空の野原をくれました
だけど金魚が泳ぐのは
なんだかだいぶ先のよう
草露浴びた鳥たちが
落ちてお花になりました
そしてわたしは芝草の
虹の根もとをつかみます
バタッ
(*'-')
だれかが言った雀のこども
みんな藪のなか
神輿大きな人の波
かけ声エーコラヤレトントン
土は蹴られて踏まれていって
柱けものがみんなを呼んで
鎮守の森ができました
土は頼まれしないのに人のこどもを子守りして
芝草までも育てます
あちらこちらでカップルがペチャクチャ話す芝草に
ふっかり倒れて空をみる
閉じた瞳にうつるのは
紫色かオレンジか水色黄色に
お空のいろを淡いピンクの桃のはな
だれかが言った雀のこども
みんな藪のなかで母のお歌をうたいます
バタッ
(*'-')
犬は飼い主おぼえてる
なんだか悲しい声のよう
なかよくなれたあの朝の
二人の空は青くて
雲はお菓子の靴ばこよ
遠くを見ていたこのぼくを
犬はお目目でみつめてる
忘れられない飼い主を
たくさん散歩にいきました
おやつもたくさんあげました
自らするする腕のなか
月がぽっかりでた夜も
小鳥が鳴いてる朝の日に
犬は死にました
腕のなかで死にました
花びら額にのせました
(*'-')
馬鹿な女というけれど
わたしにわたしの夢がある
それを知ってていじわるな
わたしばかりが叱られる
花のお蜜はあなたのもの
孤独な小鳥
芽の中にいいました
あなたと遠くに行きたいな
船がたくさん往き来して
青いお空がありました
(*'-')
ねんねころころころ
ねんねころころ
ぺったんぺったん
赤鬼さんに青鬼さん
お兄さんお餅を撞く
おーい
西も東も
ビキニのむすめも
おーい
鬼の赤ちゃん
春にねころんで
土を掘る
えっ、モグラ
(´ー`)おーい
叱られ帰りにたべたカキオコ
お空に見えた七つの星よ
お宮で聞いたあの歌も
祭り囃しの笛の音も
ヤレトンヤレトンヤレトコトン
すれ違う速さでお空の青も
泣いたあのこもあの子も泣いて
小鳥は黙って南に消えて
なあそうじゃろといわれたけれど
雷さまが編んでる麦藁と剣
ヤレトンヤレトンヤレトコトントン
お宮で聞いたあの歌は
いやなこともあったじゃろ
小鳥は花を啄み飛んで
孤独な春に
種になるため刺さって死んだ
勇者はひざまずく
真っ赤なボタンをしっかりしめて
麦藁を深くかぶり
わたしは何もいえなくなりました